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こども六法に傾ける弘文堂の『矜持』

山崎です。 お陰様で本プロジェクトに多くの支援と応援のメッセージを頂いております。 改めて深く感謝を申し上げます。

先日、こども六法の出版をして頂く弘文堂様にお伺いし、打ち合わせをしてまいりました。 本日は打ち合わせの模様と、弘文堂様のこども六法出版に傾ける思いを、活動報告の形でご紹介したいと思います。


「法律系の出版社としての矜持を見せる。」

打ち合わせに先立ち、弘文堂社長の鯉渕友南さんと本プロジェクトの未来について熱くお話させて頂きました。

全国の学校の教室にこども六法が置かれたら、いじめの根絶は出来ないとしても子供たちに一つの選択肢を提示できるのではないか。

そのためには出版に後にどういう戦略を考えるのか。

まだ出版もしていない本の未来を語るなど捕らぬ狸の皮算用なのかも知れませんが、この本は出版がゴールなのではなく、子供たちの手に渡ることがゴールなのだと考えれば至極当然な打ち合わせです。

そのために「弘文堂が出来ることならどんなことでもする」という心強いお言葉から、具体的にどのような支援があり得るのかという現実的なお話も頂きました。

「いじめが解決したらいいなあ」という夢物語を語るのではなく、この本でいじめを解決できるのはどの範囲で、そのためにはどういう状況にする必要があり、その状況を実現するために自分たちはそれぞれの持つ力を合わせて何を出来るのかということを、夢から実現するプロセスまでを語り合いました。

こども六法は児童書として出版する方向で検討中ですが、法律書を主として出版されている弘文堂として「取り組む意義のあることだ。法律系の出版社としての矜持を見せる」と熱い意気込みを頂きました。


(左から山崎、編集を担当していただく外山さん、社長の鯉渕さん)

「形にする」を具体的に

社長との「決起」の後は編集の外山さんと打ち合わせ。 CM動画を作成してくれた小川君にも電話で参加してもらいました。

内容は、具体的な製作予算算出に当たってのこども六法イメージの具体化。

子どもが手に取るなら丈夫に作らないといけない、厚めの紙、ハードカバー、挿絵は今より増やして出来れば1ページに一つは、追加の法令と解説も・・・

こういった「イメージ」から詳細な予算を割り出していきます。

この製作費を元に目安となる「定価」の予定を算出し、学校や図書館に頒布するならどうするか、今後クラウドファンディングで目標額以上の金額が集まったらどこまで価格に反映できるか、といった一層具体的な話に繋げていきます。

多くのご支援を頂いている本プロジェクト、まだ目標額には到達しておりませんが、All-in方式で募集をさせて頂いております。 つまり、支援額が目標額に到達しなかったとしてもこのプロジェクトは実現させる覚悟だということです。

次回の報告記事ではまた一層具体的な報告をさせて頂けると思います。 どうぞご期待ください。

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